登山記録写真  
     

 101〜103. 天塩岳、石狩岳、ニペソス山

北海道
(101−110)
101 天塩岳 てしおだけ 1,558 2,006 平成18年7月4日(火) 単独 標高差
800
102 石狩岳 いしかりだけ 1,967m 2,006 平成18年8月29日(火) 1,160m
103 ニペソス山 にぺそすやま 2,013m 2,006 平成18年8月30日(水) 980m
104 カムイエクウチクカウシ山 かむいえくうちかうしやま 1,979m 2,006 平成18年8月26日(土) 1,410m
105 ペテガリ岳 ぺてがりだけ 1,736m 2,006 平成18年8月28日(月) 1,340m
106 芦別岳 あしべつだけ 1,726m 2.006 平成18年7月6日(木) 1,410m
107 夕張岳 ゆうばりだけ 1,668m 2.006 平成18年7月5日(水) 1,170m
108 暑寒別岳 しょかんべつだけ 1,491m  2.007 平成19年7月14日(土) 950m
109 樽前山 たるまえさん 1,041m  2.007 平成19年7月12日(木) 360m
110 駒ヶ岳 こまがたけ 1,131m  2.007 平成19年7月11日(水) 400m

   101. 天塩岳         (1,558m)      平成18年7月4日(火) 晴、     単独

行程  2,006(平成18年)7月4日(火)  往複路: 航空機 航空機:⇒⇒、レンタカー: ≫  徒歩: →
@  羽田  7:35  ⇒ ⇒ 旭川空港 9:50 レンタカー会社 10:20  ≫ 39号 愛別 ≫101号 於鬼頭峠≫ 林道 ≫ 11:50 登山口 P 12:05 → 連絡路分岐 12:25→ 旧道分岐 12:45 → 14:40 天塩岳 山頂 14:50 → 15:10 非難小屋 15:20 → 16:00 新道分岐 16:20 → 連絡路分岐 16:20 → 16:40 登山口 P 17:00 ≫  18:00 旭川 泊

コメント
 ・ 旭川空港出口にあるレンタカー会社の受付で、5分ほど待つと、迎えの車が到着。3分弱で空港隣の日産レンタカー店に到着。
 ・ 国道39号で愛別へ、カーナビ&標識に従って、110号で於鬼頭峠を越え、直ぐに天塩岳の案内板で右折、ここより17Kの表示、舗装路の林道をハイスピードで約9k、ダートな未舗装路の穴を避けながら約25k/hのスピードで更に8k、終点の天塩ヒュッテ・登山口に到着。
 ・ 駐車場に約40台駐車可能。
 ・ 立派な天塩岳ヒュッテがあり、キャンプ場、トイレ、流し場、釜戸等完備されてた。
 ・ ガイドブックに従って、「前天塩コース」から登って、「新道コース」から下山。
 ・ 歩きやすい新緑の緩やかな登り道を進む。ガイドブックの連絡路分岐の位置が約10分程遠すぎるようでした。
 ・ 良く整備された登山道で、下草もなくスパッツなしで大丈夫でした。数カ所距離表示板もある。
 ・ 旧道分岐から前天塩の中間点付近から急登。
 ・ 出発が予定より遅れた為、前天塩をトラバース。合流点先で天塩岳と前天塩岳の眺めを満喫。
 ・ 天塩岳山頂からの展望良し。ただし小さなムシが多数飛び、顔にまつわりつき、ゆっくりできず。まだトンボが全くいない為ムシの大軍勢力増大。
 ・ 立派な避難小屋が2棟あり、一人の宿泊客がいた。
 ・ 「新道コース」から下山途中にも多種多様な高山植物が見られました。
 ・ 新道分岐の位置も連絡路分岐と同様に実際よりやや上方に表示されているようです。
 ・ 全コース下草なくスパッツ不要でした。
 ・ 雪渓は沢のみで登山道にはなし。
 ・ 全コース特に危険箇所無し。
 ・ 全行程登山者 : 単独:3人。
 ・ 山頂付近の携帯 (ドコモ) : 圏外 

 * 天塩岳=アイヌ語で“梁のような川のある山”。
 * アイヌ語での呼び方
   ⇒ 岳・山 : シリ、キリ。
     川: 「ベツ」(「ペッ」Pet)、「ナイ」

1.梅雨前線の先端:宮城付近 2.天塩岳ヒュッテ 3.ガマ沢  巨大なフキが群生
4.前天塩岳付近より天塩岳方面 5.天塩岳山頂 6.丸山より天塩岳方面
7.ゴゼンタチバナ 8.イソツツジ 9.ハマナス

   102. 石狩岳         (1,558m)      平成18年8月29日(火) 曇り     単独

行程  2,006(平成18年)8月29日(火)  往複路: 航空機 航空機:⇒⇒、レンタカー: ≫  徒歩: →
C   帯広市内 H  6:30 ⇒ 8:50 シュナイダーコース P  9:10  → 9:45 水場  → 12:20  シュナイダーコース分岐 12:35 →  13:10 石狩岳 山頂 14:00 → 14:30 シュナイダーコース分岐 14:50 → 水場 16:30  → 17:00  登山口 P 17:20 ≫  18:00 糠平温泉 泊

 コメント: 
 ・ 帯広から273号線で三叉の1km手前の三叉橋前にある大きな標識に従って、音更林道を進む。
 ・ 水溜りや幾つもある穴を避けながら、比較的程度のましな林道を約9k入り、登山口に到着。約20台駐車可。
 ・ 石狩岳への最短コースで、しっかりした登山道の“シュナイダーコース”をピストンする。
 ・ 全域にわたってササがしばらく刈り払われていないため、一部背丈ほどあり、朝露に濡れてしまうので、カッパを着る。
 ・ 40分ほどで水場に到着。狭いが水量の多い川の一番狭まった場所(約1m)をジャンプで渡る。
 ・ 相変わらずササがうるさい。傾斜はさほどきつくない登山道が続く。
 ・ やがて急坂の連続を登り切るとシュナイダーコース分岐に到着。
 ・ 目前に石狩岳の全容が迫ってくる。
 ・ 分岐にはコマクサがさいていた。テント場になっている。
 ・ 紅葉が始まった、イワウメその他のお花畑を見ながら、40分ほどで山頂到着。
 ・ 360度の大展望。気持ちが良かったので大休止。
 ・ 下山開始、下山時は、足元のハイマツに引っ掛らないように注意、ササの深い箇所にも注意しながら下る。
 ・ 下降の連続のため、膝に負担がかからないよう、歩幅を小さくして、上下動を少なくした歩行を遵守した。
 ・ 下山開始3時間で駐車場に到着。
 ・ 全コース特に危険箇所無し。
 ・ 全行程登山者 : カップル:2人。  
 * 山名の由来:石狩川の源流に位置していることによる。 

1.登山口  2.水場 約1mをジャンプで渡る。 3.急坂の連続を登る。
4.シュナイダーコース分岐 5.コマクサ 6.石狩岳中腹より 
7.石狩岳山頂  8.石狩岳山頂  9.石狩岳より分岐方向
10.コマクサ 11.チングルマの傘 12.ハクサンイチゲ
13.イワウメ 14.シュナイダーコース25年記念の標識 15.帰路林道にて

   103. ニペソス山         (1,967m)      平成18年8月30日(水) 曇り後小雨、     単独

行程  2,006(平成18年)  平成18年8月30日(水)  往複路: 航空機 航空機:⇒⇒、レンタカー: ≫  徒歩: →
D   糠平温泉 H  4:20 ⇒ 5:00 十六の沢登山口P  5:10  → 7:10 天狗のコル → 8:30 前天狗  → 9:45 ニペソス山 山頂  10:10 → 天狗のコル →  十六の沢登山口P 13:30  ≫  糠平温泉 ≫ 帯広  ≫ 帯広空港 20:20  ⇒ ⇒  羽田 22:10

 コメント: 
 ・ 糠平温泉から273号線で三叉の1km手前の三叉橋前にある大きな標識に従って、音更林道を進む。
 ・ 水溜りを避けながらややダートな道を約1.5km進む。ニペへの林道分岐(標識あり)から音更林道へ約6k入り杉沢出会いの登山口に到着。糠平温泉から27km。
 ・ 先週の大雨で道路崩壊、数日前まで分岐で通行止めでした。
 ・ 駐車場は約10台可。簡易トイレあり。
 ・ ニペソス山への最短コースでり整備されて歩きやすい登山道の“杉沢コース”をピストンする。
 ・ 最初丸太の架かった十六の沢川を渡る。
 ・ 傾斜はさほどきつくない登山道が続く。
 ・ 小天狗の回りこみ部分は、一箇所大岩を回り込む。写真上側の岩の頭の高さにホールド用の凹み部分があるので、掴って通過する。
 ・ ダケカンバからハイマツ帯に変わり、展望が開けた。岩稜帯になり、あちこちからナキウサギの声だけが聞こえる。なかなか姿が見えない。
 ・ やっとナキウサギを見つけたが、望遠でシャッターを切る寸前で隠れてしまう。
 ・ 粘ってようやく1枚撮ることが出来満足。
 ・ ついでにリスも撮影出来満足。
 ・ 植生保護のためのロープの内側を進む。
 ・ 晴天なら前天狗からニペの特徴的な雄姿がドーンと望めるはずですが、ガスで全く見えず残念。
 ・ 小雨が降り始め、ニペのコルから約290mの一気の登りで山頂到着。ガスで展望きかず。
 ・ 往路を約3時間強で戻る。
 ・ 帰路、糠平温泉で汗を流した後、帯広空港へ出発。最終便に搭乗、22時に無事羽田に到着。

 ・ 危険箇所
  * 小天狗の大岩回りこみ部分。1箇所のみ。
 ・ 全行程登山者 : カップル:2人。 

* ニペソス山=アイヌ語で“流木のいつもある川の源流にある山”。  

1.小天狗の回りこみ  2.小天狗  → 前天狗 3.ナキウサギとリス
4.幌加分岐 咲き終わった花 5.天狗岳  → ニペソス山 6. ニペソス山山頂
7.十六の沢登山口 8.チングルマの花と傘 9.紅葉したイワウメ
10. コケモモノ実  11.イワキキョウ 12.チングルマの傘とイワキキョウ
13.エゾオヤマリンドウ 14.キノコ 15. 一面の大豆畑